議員の特権 税金を使った「視察旅行」は廃止を!

 近年、東村山市議会では「議会改革」に取り組んでると、大宣伝し、議会報告会をしたり市議会だよりをカラーにしていますが、生活に追われている市民には関係ないよ、という声が届きます。

◆ 税金の使途を監視するのが議員なのですから、自分達の使う税金を少しでも減らす努力をすべきですが、お隣の東久留米市はすでに廃止している「視察旅行」を東村山では未だに続けています。

◆ 旅行には、担当所管の職員だけでなく、議会事務局の職員が同行して切符の手配や食事など、議員たちのお世話をするために同行します。いい大人がおつきの職員を随行させて、人件費と交通費を余計に使っています。(いったい何様?)

◆ そして、夜は、一人あたり3000円が税金から支給されて、議会事務局職員が予約したお店で、与野党仲良くご当地料理を楽しみ、酒盛りをしています。

◆この「3000円」というのは夕食代として税金から支出されるのですが、食事代というのは視察によって発生するものではありません。自分の食事代は自分で払うのが当たりまえ。こう言うと、「近くに飲食店がなく、ホテルなどで食事をしなければならない場合もある」などと言い訳をしていますが、そういう場合は駅やコンビニでお弁当を買っていけばよいだけの話。税金から議員の夕食代まで面倒みる必要は全くありません。
なぜ税金から、「3000円」もの夕食代が公費で手当てされるのか、納得できません。

◆ 職員の視察と違うのは、議員は自分たちで自発的に出かける、という点です。市からの命令によって出張する職員とはわけが違います。

◆ しかも、議員の任期は4年です。多額の税金を使って九州や北海道にまで視察に行くような、喫緊の課題などありません。

◆ 委員会で出かける視察の他に、「政務活動費」を使って各会派で出かける視察もありますから、年間に3回も4回も税金で旅行に出かける議員もいます。今はインターネットなどでいくらでも情報は入手できる時代ですよね。

◆ 最近では地方の議会にゾロゾロ出かけ「議会改革を視察」というものであり、呆れるばかりです。

◆ 議員の任期終了間際の秋にも、退任を決めている議員までゾロゾロと、あちこち旅行に出かけていました。

◆ 市民は財政難を理由に、あれもこれもと我慢を強いられています。なのに議員は特権階級? 「議会改革」というなら、まずは視察旅行を即刻廃止すべきです!

◆ 私と矢野議員は泊りがけの視察旅行は断固拒否、一度も行っていません。

◆そして税金のかからない第二の報酬と言われる「政務活動費」も廃止を。
私は、政務活動費は一円も受け取っていません。故朝木明代議員、矢野穂積議員を引き継いでいきます。

議員の特権を廃止し、市民の目線で、納税者の一人として、しっかりと本質の議論ができる議会実現のために、これからも闘います!